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片桐安十郎の漫画レビューブログ

1997年産まれの都内在住の学生、片桐安十郎の漫画レビューブログ、基本的に漫画の好き嫌いはありません

少女漫画に引けを取らない汚れなき純愛漫画『恋は雨上がりのように』

漫画
純愛ってなんだろうか?とたまに僕は考えます。
純愛の意味は読んで字の如し、
純粋な愛、ひたすらな愛情を指します。
そんな汚れ無き私欲の無いピュアな純愛を描いた作品を今日はご紹介します。
今日ご紹介するのは、
恋は雨上がりのように』です。
早速レビューしていきましょう

あらすじ


本作の主人公橘あきらは17歳の高校2年生。
感情表現をあまりしないクールな彼女が胸に秘めた恋。
それはバイト先の45歳バツイチ子持ちのファミレス店長に対する片思いだった。
ちょっと寝癖がついてて
時々チャックが空いてて
後頭部に10円ハゲがある
そんな冴えないおじさんを見て彼女は心の中でこう思う
あなたの魅力はあたしだけのもの

このあらすじを見て皆様はどう思われましたか?
おっさんと高校生の女の子の恋愛漫画なんて危ない臭いしかしない!!
有害図書だろ!!とか思った方はいませんか?

違います。この作品で描かれるのは曇り無き少女の純愛です。
そこにやましさなんてないのです。
私欲なんてないのです。
10代の少女がクラスの男の子に恋焦がれるように、45歳のバツイチ店長に純粋な愛を注ぐだけなのです。

しかし、そんな事言われたって信じられねぇよと思われた方もいるでしょう。
なので今からこの作品について詳しくレビューして行きたいと思います。

あきらちゃんの恋の発芽

本作の主人公橘あきらちゃんは元陸上部のホープ。

怪我により陸上を続けることが出来なくなり途方に暮れていました。

そんな中出会ったのが、店長でした。

店長は悲しみにくれていたあきらちゃんに優しくコーヒーを差し出すのです。

その瞬間、あきらちゃんの心の中に降り注いでいた悲しみの雨は、雨上がりの空のように晴れやかになってしまいます。

嗚呼...なんと綺麗な恋の芽生えなんだろうか...

と感嘆すると共にこの作品が疑うこと無き、純愛を描いているということが、少しでも分かったでしょう。

ヒロイン、あきらちゃんの魅力

それでは、次にヒロインである。あきらちゃんの魅力を語っていきたいと思います。

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あきらちゃんは基本的に無表情で、表情で感情を伝えるのが得意な女の子ではありません。
心の中で好きと思っていても、表情からは全く感じられません。

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そんな彼女が、時折、店長の事を想い頬を赤らめる表情であったり、

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店長のちょっとした変化に気付きその事について、嬉しそうに話すんです。

僕が店長の立場だったら、自分に好意を持ってくれる女子高生がいたらさぞかし嬉しいだろうなとも思いますが、同時になぜ自分なんだろう?この子にはきっと自分なんかより良い子がいるはずだ、と思うはずです。

例えば、僕は高校生ですが、めちゃくちゃ可愛い幼稚園生から好きだ。結婚してくれと言われても、嬉しいとは思うものの、きっと相手にしないと思います。
それと同じで店長も、最初の内はろくに相手にしません。
ですが、あきらちゃんからの告白を受け続ける内に、心がちょっとずつ揺らいでいきます。
そんな店長の姿もこの作品の魅力の一つですので是非味わって欲しいと思います。

キュンキュンできる恋愛漫画が読みたい、可愛い女の子を見たい、恋をするのに疲れた。
そんな方には是非とも読んでいただきたい作品ですので興味を持った方はまずは1話試し読みからでも良いので是非読んでみてください。恋は雨上がりのように 1巻【電子書籍のソク読み】豊富な無料試し読み

作者/眉月じゅん
出版社/小学館
掲載誌/ビックコミックスピリッツ
単行本/既刊4巻

恋は雨上がりのように(1) (ビッグコミックス)

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